9月24日

9月24日
10時に、ツアーガイド、小笠原さんがホテルに迎えに来てくれた。
今日は、遠藤ツアーに、バンド2名をご招待。

一路、車はリマを南下、ひろびろとした海岸地帯へ。
パチャカマ神殿遺跡。
広くて、ただびっくり。
砂漠の砂の道を、車で行って、遺跡にたどり着くと、砂の道を歩いて登る。
インカ道、というものがある。
飛脚が、この道をひた走って、紐を何通りかに結んで、結び目で情報を伝えたり、暗記して伝えたりしていたそうだ。
非常に脚が早かったという。
何を食料に、走ったのだろう。
昔の人のほうがタフだったのか。
江戸時代の飛脚もすごいもの、玄米を食べて東海道をひた走った。
砂の山を登りきると、神殿の跡。
人々が捧げ物を置いたといわれる、沢山の柱の間の倉庫のような跡。
巨大な石の建物、トラックやクレーンがない時代、どうやって積み上げたのだろう。
何千年も前の時代に思いを馳せる。
小笠原ガイドが、詳しく、インカの前、そして後の、戦いと繁栄の歴史を語ってくれる。

それを聞きながら、見渡すと、向こうは、広い広い、海。
織原君が「海の向こうは日本かなあ」
Tappy「この下でしょ?!」
遠くに来たのだなあ。
絶景の中、しばしたたずむ。
良いお天気。
山を降りて、くっきりとした形で残っている建物跡へ。
ここは、乙女達が居住して、偉い人の奥さんになる教育を受けていた建物だという。
シャワーの跡もあり、治水も出来ていたのだろうか。
子供達の集団が、バスで来て皆で見学している。
はるか遠い昔の、インカの繁栄。
時間が止まったような気持。
車に乗って、ミラ・フローレス地区へ。
リマの、高級住宅、オフィス等の地区。
レストランで、4名、テーブルを囲む。
おしゃれなお皿に盛られて、アラカルトで頼んだお料理が出てくる。
香ばしいタコのグリル、海老とお米と野菜のチーズスープ、セビーチェ、魚のグリル等どれも美味。
コーヒーで、締めくくる。
渋滞の中、急いで天野博物館へ。
15時から、予約した人たちが、集団で見学することになっているからだ。
天野博物館、前回、椎名さんのお薦めがあったのだが、行けなかった。
はんなりした関西弁で説明してくれる館員の女性について、2階の展示品を観る。
最初に、立体模型地図で、ペルー全体を把握、なるほどよくわかる。
天野博物館は、インカ前の、チャンカイの発掘品を主に収集展示している。
天野芳太郎氏が、発掘の仕事に参加して魅了されて収集した品々だ。
まずは、土器、口が2つに丸く分かれて、片方から注ぐと、片方から空気が入ってスムーズに注げたという酒器、モダンで素敵なデザイン。
鶏や動物の絵が、具象的にほどこされた器の数々、今、欲しい、素晴らしい形だ。
完璧な形で発掘された、紀元前1000年の土器。
次に、織物、これが圧巻だ。
細い細い木綿の糸で、繊細に織り込まれた、レース。
どうやってこんな細い糸に紡いだのか謎だ。
拡大鏡でやっと見える、ビーズに開けられた小さい小さい、針通し穴、驚いた。
鮮やかそして渋い赤い色の、草木染めの繊維で折られた物入れ、バッグ。
今、使って、素敵だ。
人間は、機械を使っていろいろな事が出来るようになったが、基本的なこと、センスや創作力は、太古の昔から変わらない、逆に衰えているかも知れない。
たくさんの織物展示品、贅沢な品々を観て、焼き物、織物が大好きな私には至福の時であった。
買い物も希望していたが、時間がなくてゆっくりせずホテルに帰る。
銀行に行く用を済ませ、いそいで荷物パック終了。
チェックアウト。
前回お世話になった有名日本食レストラントシローで最後の食事。
前回のツアーでは、ホテルの近所だったので、何回かお世話になった。
大将のトシローさんが顔を出してくださって、アマゾンの巨大魚の鱗を下さった。
磨いて、爪磨きにするそうだ。
一つの鱗の大きさに驚愕。
アマゾンもペルーの一部。
砂漠の海岸地帯、高い山岳地帯、水と森のアマゾン地帯。
ペルーは、変化に富む、豊かな土地の国だ。
車は、前回公演を開催したカヤオ市にある空港へ。
名残惜しいペルー訪問、今日でお別れだ。
夜の1時、飛行機は飛び立った。
Adios!
Hasta luego!

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