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タイトル | L'Amour est Bleu |
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発売日 | 2016年8月24日 |
品番 | QACK-35035 |
発売元 | T&Kエンタテインメント |
販売元 | コロムビアマーケティング |
価格 | 2,000円(税込) |
幼少の頃クラシックを聴いていた私は、60 年代に聴いたビートルズやセルジオメンデスのワクワクするリズムのメロディックな曲に魅せられ、ICU 在学中に出会ったジャズにのめり込み、渋谷やお茶の水のレコードをかけるジャズ喫茶の開店から閉店までずっと同じ席で歌心溢れるジャズを聴いて過ごし、70 年代のディスコバンドに加入してキーボードとヴォーカルでコモドアーズやスタイリスティックスナンバーを演奏していました。いろいろな音楽を聴いていろいろな音楽が好きで、遠藤律子ジャズピアノトリオとラテンジャズバンド「遠藤律子with Funky Ritsuco Version!(FRV!)」で、それまでに聴いてきたロック、ポップス、ジャズスタンダード、ブラジリアン、ラテンの名曲とオリジナル曲を踊りたくなる楽しいリズムに乗せて即興演奏したジャズアルバム制作とともにライブハウス、ジャズフェス、小学校記念行事等の出演、そしてキューバ、ベネズエラ、メキシコ、パリ、アメリカ、中国等海外でも多くライブ演奏を続けてきました。2014年にはFRV!で60~70 年代のロック名曲のラテンアレンジCD「Will You Love Me Tomorrow?」をリリース、今回はジャズピアノトリオでクラシックの名曲やラジオの深夜放送で流れていたヒットナンバーをラテン、サンバ、16 ビート、ジャズワルツ等にアレンジしてエレガントなメロディ
を楽しいリズムで演奏しています。
ショパンの通称「別れのワルツ」を16ビートとカリブ海のリズム、カリプソにしました。クラシックの楽譜にはコード(和音)記号がふっていないので、音符を見てコードを付けて「自由に」という意味のラテン語のアドリブ(即興演奏)パートを作ります。
ヴィッキーが歌ったナンバーをポールモーリア楽団がカバーして大ヒットした曲を、ファンクテイストの16ビートで演奏しています。
「La Luna Che Non C'e」イタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリの名唱がある「存在しない月」、不思議な歌詞のラヴソング、ライトなラテンフュージョンにアレンジしてみました。
ロシアの娘さんがお嫁に行く時にお母さんが縫って上げる赤いサラファン、お母さんが娘に早く嫁に行かないと歳を取ってしまうよと歌います。ジャズワルツでオーソドックスなジャズ演奏です。
遠藤律子オリジナル、子供を愛して育むお母さんの気持ちをメロディにしました。スローの8ビートです。
フランスの曲ですが、「Piacer D'Amor」というイタリア語の名前もあるこの曲、原曲はワルツですがカリビアンなリズムで始めて、後半のベースが弾くメロディはブラジリアンです。
ベートーベンの代表曲ソナタ第1楽章、リズムをブラジルのパルチダルトにして途中アドリブパートを作りましたが、ほとんど原曲通りに演奏しています。
アダージョは「ゆったりと」と言う意味の音楽用語ですが、ここでは前半ジャジーなスローでアドリブをして後半はスリリングなビートのキューバンラテンリズムになりました。
心が和む可愛いメロディのこの曲はシューベルトの変奏曲、フルートの教本の最初に出て来る曲だそうです。ちょっとロックな感じのリズムです。
ショパンのワルツ、原曲はマズルカと言う舞曲に近いメロディだそうです。キューバのリズム、3-2クラベに乗ったラテンにしました。サルサはスペイン語でソース、ニューヨークで生まれたピリッとスパイシーでダンサブルなラテン音楽の名前です。
遠藤律子オリジナル。大切な人に心を寄せていつも想っている、その気持ちをメロディに現しました。1ビット高速標本化レコーダーで録音しました。
学校の昼休みに、校庭に出てフォークダンスを踊った方も多いのではないでしょうか。 オクラホマミキサーはダンスの名前で、曲名は「Turkey In The Straw」です。マイムマイムはイスラエルの曲、水が湧いて良かった良かったと言う歌です。オクラホマミキサーは八分の六拍子から
シャッフルスイングになってピアノアドリブソロ、マイムマイムは繰り返しの中でテンポアップします。
CMタイアップ用に制作されたマーチのリズムをベースにした遠藤律子の新曲でボーナストラックとして本作に収録しました。
遠藤律子 | piano |
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山口彰 | bass |
藤井学 | drums |
プロデューサー | 遠藤律子、菰口賢一(T&Kエンタテインメント) |
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レコーディングディレクター | 菰口賢一 |
レコーディング&ミキシングエンジニア | 北見弦一 |
マスタリングエンジニア | 佐藤洋(コロムビアマーケティング) |
スタインウェイピアノ調律 | 井手雄一 |
1ビットレコーディングプロデューサー | 山崎芳男(早稲田エデュケイショナルエンジニアリング) |
録音スタジオ | LANDMARK STUDIO(2016年4月25、26、27日) |
ミックススタジオ | Studio A-tone Nishi-Azabu(2016年5月26、27日) |
マスタリング | コロムビアマスタリング |
アートワークデザイナー | 阿部晃久(Canaria Design) |
フォトグラファー | 富井昌弘 |