10月20日
早朝起き。
チェックアウトの前に、メガネをなくして焦って探し回ったが部屋の中にも荷物にもない。
しかし時間なので、フロントにもしメガネが見つかったら電話をと依頼した。
帰京するメンバーを見送りできなくなって痛恨の極み。
宇部のピアノインステラオーナー小河原勝さんが車で迎えに来てくださり、車に乗って宇部へ。
途中萩のVillageに寄った。
昨日のジャズフェスにいらした方々がカウンターでコーヒーを飲んでいらした。
お礼を述べた。
増本マスターの淹れたコーヒーはあっさりとして良い香りで美味しいコーヒーだった。お店のグランドピアノの反響板にサインした。たくさんのジャズピアニストが書いていた。
増本さん、有難うございます。
途中秋吉台国定公園を通ってくださって、羊の群れに見える群石を見た。
珍しい景色、そしてのんびり広々してホッとした。
12時ステラ着。
奥様で歌手の靖子さんにお目にかかった。
お二人は昨日のジャズフェスティバルにお客様でいらしてくださっていた。
今日はステラでトリオライブ、靖子さんご参加。
磯金弘さんベース、倉知浩一郎さんドラムス。
初めてお目にかかる。
リハーサルを14時前まで。
14時開演で、ステラ午後ライブ。
1セットだけのライブなので7曲用意した。
初めての共演だが、楽しく演奏させていただいた。
磯金ベーシストはオーソドックスなベース演奏でダンディで素敵だ。
倉知ドラマーはエルビンジョーンズが好きとの事、
パワフルな演奏にエルビンのテイストも感じられて素敵だ。
靖子歌手、たおやかなそしてあたたかくエレガントなヴォーカルで会場和やかな良い雰囲気になった。
ステラはピアノがお店のお客様に向けて置いてあるので真正面でお客様と対峙できる。
いつもピアノは横を向いているので新鮮で嬉しく張り切って演奏した。
最後はMyWay、皆さんに歌って頂き大盛り上がり。
初めて会った方々と一緒に演奏して初めてお迎えしたお客様方と一緒に盛り上がって、ジャズは良いものだなあ。
昨日のジャズフェスティバルのお客様2組もおいでになっていた。
小河原勝さんは、吉祥寺chおのマスターのご紹介で知り合った。
一時気楽セッションにご参加くださっていた。
こちらでお店を出されたと聞いて、行ってみたいと思いつつ15年、やっと来られた。
本当に素敵なお店だ。
空港から10分、お近くの方はぜひお店においでください。
宇部市常磐町2−2−17 0836−35−3088
ライブ終了後、小河原夫妻に空港滑走路と海とその向こうの福岡が見えるお屋敷和食屋さんに連れて行って頂き、景色の良い窓際のお席で美味しいお料理をいただきながら、お話に花が咲いた。
靖子さんは楽しいお人柄で二人でたくさんおしゃべりした。
心が和む貴重なひと時を有難うございます。
空港まで送って頂き、JALで羽田に帰ってきた。
CD等重いスーツケース、帰りに車輪が一つ壊れた。
ちょっとやわなスーツケースだったので今度はスワニーの大きなスーツケースを購入したい。
22時帰宅。流石に疲れたが気持ちがアップしていてなかなか眠れなかった。
有難い2日間だった。
良い演奏をした。
全員無事で家に帰った。
今回のツアーは初めてのことが多くて、心配事がたくさんあった。
FRV!メンバー、2管編成メンバー決め。
NORAさん参加。
リハーサル日程決め。
曲の選定。NORAさんの曲の譜面について。
2管アレンジ仕事。
飛行機チケットのこと、eチケット控えプリントアウトしてメンバーに渡す。
早朝起きできるか、空港までちゃんとたどり着けるか、チェックインできるか、みんなちゃんと来るだろうか。
出発日が近くなると、身体の数箇所が腫れて抗生物質軟膏等で治療。
胃の具合が悪化、これが一番心配。
その間にもライブのお客様お誘い。
飛行機が山口宇部空港に着陸した時、やった!と思った。
演奏はうまくいくことはわかっていた。
リハーサルでコンサートのように盛り上がっていた。
辿り着くことがミッションだ。
宇部は瀬戸内海、阿武町は日本海。
二つの海を見た。
たくさんの素敵な方々との出会い、嬉しい再会。
バンドが心を一つにした嬉しさ。
バンド一人一人がプロの気概でその良いところを全部出していたことは、私が好きなみんな、さすがと嬉しいことだった。
これからもまた一緒にお客様に喜んでいただける演奏を続けていきたい。
10月27日三鷹ナチュラル遠藤律子ピアノソロライブ
10月31日鎌田エスパッソブラジル遠藤律子ピアノトリオ夜ライブ
皆々様、お出かけどうぞよろしくお願いいたします。