小笠原父島に到着

8月21日

6時ごろから外に動きあり。小笠原諸島に着いた。

今日は朝から出かける組のあるので、朝食は6時スタート。

私たちバンドは午後観光に申し込んだので、ゆっくり8時から朝食。

二人は和食、私は洋食。

外国人のコックさんにプレーンオムレツを焼いてもらう。

たっぷりのサラダ、ジャガイモベーコンソテー、かぼちゃのスープ、なぜかおかゆに梅干しと昆布、果物。

8階のボートデッキを一周して、船からの島を眺める。

どんどん日が差してきて、海の色が美しい水色に変わっていく。

とことん青い空に白い雲、言葉が出ない。

ここも東京都、こんなに美しいところがあるのだ。

黄色い大きな丸いブイに船がつながれている。

ブイには二見湾と書かれている。

下を見下ろすと、漁船にのりこむお客さんたち。

漁船と船の救命ボートで、通船、島に上陸するのだ。

父島の二見湾の真ん中に船が停泊している。

今日と明日、2日間、父島で6つのオプショナルツアーが用意されていて、これに参加するもよし、自由に島散策するもよし。

私たちバンドも2つのツアーに申し込んだ。

今日は、小笠原固有種植物観察ツアーだ。

斧夫妻と一緒に、梅うどん、てんぷら、タコと大根煮等のお昼ご飯を頂いてから、12時に4階のデッキに集合した。

ここで、ビーナスカード(乗船、下船確認、船内出費清算ができるカード9で下船チェック後、スタッフと漁船の漁師さん達に手を取られて、

漁船に乗り込む。

漁船の後ろの木の座席に座ると、すぐ下は美しいインクを溶いたような海。

まもなく船が出て、一同ワーワー言いながら、海を楽しんで数分で船着き場に到着。

海の色が淡くなって、エメラルドグリーンに近い色。

皆で、なんてきれいなんだろうと言い合う。

バンド3名と斧夫妻計5名は、ツアー出発時刻まで、すぐそばのビーチを散策。

透き通る波打ち際、どこまでも青い空、白い雲、人がほとんどいないビーチ、時間がゆっくり過ぎていく。

ああ幸せ。

深呼吸。

13時前にPTSスタッフによる参加者チェック。

9名ずつ車に乗って出発。

まずは、山林域へ。

日焼けした美しい女性のガイドさんが運転しながら道の両側に生えている植物の説明をしてくれる。

随所で車が停まって、車内から、また車を降りて小笠原にしか生えていない植物を観察する。

タコの木、パイナップルのような形をした実がなっていて、何本もの根が上から土に向かって伸びていてこれがタコの足のようなのだ。

車を降りて、階段を100段上がって中央山へ。

途中、さーっとスコールが来て一同森の木の下で雨宿り、これも楽しい。

雨はすぐ止んでまた歩き出す。

叩くとほこりのような胞子を捲くキノコ、あじさいのような美しい色のランタナの花、ガジュマル、赤頭カラス鳩は天然記念物、ムニンヒメツバキ(ムニンは無人、もと
もと無人島だった)。

夜明け山展望台。

高いところから、小笠原諸島を見渡す。

青い空、ふんわりきれいな白とピンクの雲、島々、遠くを走る船。

写真を撮ったり、ガイドさんの話を聞いたり、そして無言になって景色を眺める。

こんなところが地球にあるのだ。

道から見えるコーヒーの木。

ボニンコーヒー、ボニンとはムニンがボニンになったもの。

一時期、コーヒーは主な農産物だったそうだ。

それから、今度は浜へ行く。

小湊海岸。

枕状溶岩、溶岩が海まで流れ出て、面白い模様の岸壁になっている。

自然の芸術。

直射日光が強い海岸、身体全体が温められてうっとりしてしまう。

3時間のツアー、あっという間に時間が過ぎた。

漁船に乗り込み、港を離れると、ガイドさんがいつまでも手を振って見送ってくれた。

船に戻って、展望浴室で、潮風に吹かれた髪を洗って海を見ながらお湯につかって極楽極楽、何をしに来たのだろう。

今日の17時からのドレスコードはアロハカジュアル、アロハとムームーでおしゃれしたご夫妻、浴衣の若いお嬢さん方、皆さん、服装も楽しんでいる。

夕食前に、魂のギタリスト、中村ヨシミツと三原みゆき歌手のコンサートを聴く。

深い情感のギターソロ、美しいのびやかな歌声で石川さゆりの曲等をみゆき節で歌う大人の歌。

皆さんは集中して聴き入っていた。

今日のディナーは、10階のスポーツデッキがビアホールのようになって、ビュッフェディナーだ。

夜空の下で、小野夫妻とトリオ3名が、デッキ両側に並んだごちそうを取って来てビールと麦茶で乾杯。

豚のほほ肉と豆の煮込み超美味、小エビの揚げ物、アボガド、焼き鳥、焼きそば、パスタ、魚介類のマリネ、ライチーなどのトロピカルフルーツ、コーヒーゼリー、多
種のお料理、書ききれない。

ギターと歌、ウッドベース、フルートのフィリピンミュージシャントリオの、ハワイアンメドレー、歌がめちゃくちゃうまい!

大いに南国情緒を楽しんだ。

毎日、統一された全体の雰囲気を作っている音楽、料理、ツアー、船内イベント、相当なプロのサービス、勉強になる。

21時から、5階の事務所で、明日の遠藤律子トリオコンサートの打ち合わせ。

ディレクターの石橋さんと、ステージ配置、マイクのこと、曲目、時間のことなど細部にわたって綿密な打ち合わせ。

その後、トリオ3名で明日の演奏についてシビアな意見の交換と作戦練り作業。

いよいよ明日が仕事だ。

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