遠藤律子トリオコンサート in ぱしふぃっくびいなす

8月22日

今日も真夏の晴天。

5時50分に目が覚める。

8時に、4階のデッキへ。

今日は8時50分出発にツアーに参加するのだ。

漁船に乗って港へ。

今日は小型バスに満員で乗り込んで、さわやかな笑顔がすてきなガイドさんの運転で三日月山へ。

途中、ガジュマルに囲まれたガジュマルのトンネルを抜けていく。

ここの展望台、最高だ。

母島、姪島、妹島、南島、西島、瓢箪島、、。

イルカが跳ねている。

空は真っ青、白い雲、それしかない。

空を見ていたら、空に上って行った父も形はなくなって本当にシンプルな地球の一部になって、美しくここにいると感じて、感無量。

人間も地球の一部、この青い空と白い雲、青い青い海、シンプルに生きるべきだと思う。

しかしなかなかそうなれない現代人。

宮ヶ浜は、ユネスコ世界自然遺産指定地域。

ウミガメが卵を産んだ場所を見つけると、木の枝を3本まとめて砂に差してほかの人達に気をつけるように教えるという。

私たちも、枝が3本立った穴を見学した。

のんびりゆったり時間が流れていく浜に、しばしたたずむ。

ツアー後、港を見渡すカフェのテラスで、3名休憩。

井上尚彦はビール、山口彰はアイスクリーム、私はヨーグルト。

そのあと、島のお店をのぞいてから、船の救命ボート(100名以上乗れる)で帰船。

昼食は、ビーフカレー、レーズン入りサフランライスと白いご飯が可愛い盛り付けになっていて、薬味もフライドオニオンやヨーグルトキウイなどおしゃれだ。

14時から、メインラウンジで楽器セット。

石橋ディレクターと照明、音響スタッフ皆さんがキビキビ働く。

観光モードになっていたバンドもピリッと引き締まって各楽器を自分のものとする作業。

ドラムセットは、毎晩このラウンジでソシアルダンスの伴奏やライブをしているバンドが使っている船のドラムセットを使用する。

ウッドベースとベースアンプは、山口彰が持参した。

グランドピアノは、素晴らしくきれいに調律されていて良いピアノだ。

まずは各楽器の音響チェック、モニター音量バランス決め。

その後、本番通りに演奏しながら、照明、音響チェック。

私はiPhoneのストップウォッチを使って曲の演奏時間を測る。

今日は45分きっちり演奏するのだ。

前夜、曲目を最終並べして、45分の中で盛り上げてお客様が納得してくださる展開を想定した。

1曲の長さを短くして、途中のトークも考える。

16時までいろいろ考えながらリハをした。

17時に、船は出航する。

8階デッキに出ると、乗船客皆さんが手すりにつかまって海を見ている。

ツアーや送り迎えでお世話してくださった漁船が何艘も、ぱしふぃっくびいなすの周りに寄って来ている。

いよいよ出航の時、汽笛が鳴ると船が動き出す。

漁船も船に沿って走り出す。

船から、漁船の名前を大声で呼ぶ声、湾内遊覧ツアーでお世話になった漁船の名前を呼んでいる。

私の隣のおばさまが、なんだか悲しくなっちゃうわ、と言う。

本当に。

急いで部屋に帰って着替え。

海のお仕事ということで、水色から青のグラデーションの総スパンコールのマーメイドラインのドレスを持ってきた。

ステージドレスmaymeのドレスだ。

ちょっと前に購入したドレスで、ボディコンシャス。

父が亡くなって母の世話もなくなってから、この数年、大分体重が増えた。

母が骨折入院して実家の父と母の見舞いと世話の時期より5キロ近く増えた。

今回のクルーズ、演奏は4日目。

6時にアーリーモーニングティーでマフィン、朝食で洋食バイキングか和食、9時にモーニングティーで小菓子、アフタヌーンティーでケーキ、ライトミールでサンド
イッチ、夕食で洋食と和食日替わりフルコース、夜食でおにぎりや麺やケーキやフルーツなど。

ドレスと食事の戦いだ。

なんとか食べ過ぎずにドレスが着られて一安心。

イマックの長く連なった青のラインストーンのイヤリング、薄い青に光るネックレス、シルバーのハイヒールサンダルを合わせた。

男性二人は、黒の上下におしゃれなネクタイ。

17時45分から18時30分の第1セット。

SUMMERTIME:オープニングで、少し早目のテンポの3-2ルンバ、熱いラテンのジャズだ。

       アドリブソロはピアノのみで、ピシッと決める。

お客様のあたたかい拍手に一安心。

ON A LITTLE BAMBOO BRIDGE:ロックのリズムでノリノリ楽しく明るい演奏。

               ピアノ、ベースソロの後、ピアノとドラムスの4バースソロ。

次の曲の前に、井上ドラマーから、クラーベについて説明、ギャグを交えて盛り上がる。

MOLIENDO CAFÉ(COFFEE RUMBA):2-3クラーベでサルサ的演奏、お客様に2-3のリズムの手拍子をお願いした。

途中のコーラスも歌って頂いて、和気あいあいの雰囲気。                 

STAR DUST:古い曲は良い曲が多い、良い曲だから長く残っている。

       山口彰のアルコ演奏でテーマ、ピチカートでアドリブ、またテーマと、全編ベースフィーチャー。

       今までのノリノリの雰囲気が一転、ロマンティックなゆったり感、照明も美しく盛り上げる。

CARAVAN:井上ドラマーのフリーソロから入る超特急アフロキューバンラテンジャズ演奏。

      ピアノゴリゴリソロの後、ドラム盛り上げソロで大拍手。

      エンディングも大いに盛り上がった。

      素晴らしい拍手、ありがとうございます! 

椰子の実:歌詞カードをPTSに用意してもらってお客様主体で、バンドが伴奏する。

     途中で、さらばジャマイカをはさんで、皆さんが大きな声で歌ってくださった。

     島崎藤村の作詞の曲、これは離郷の想いを海岸に流れ着いた椰子の実に重ねて歌った曲。

     中学の臨海学校、富浦に学校の寮があった。

     夏の合宿で、遠泳をした。

     その時に、この歌を覚えた。

     その頃は子供で、歌詞の意味も理解していなかっただろうが、今、この歌を歌うと、切なさに包まれる。

     人生そのものが、故郷を離れる旅だと思う。いずれの日にか日にか国にかえらん。

CIELITO LINDO:最後は、小笠原の美しい空を讃えて、メキシコの、私の美しい空の曲。

       この歌詞、結構覚えている方が多い。日本でも流行ったことがある歌だ。

       スタンディングで手拍子とコーラス、どんどんテンポが速くなってヒートアップ。

       ドレスも忘れて大踊り、自分の中で火がつくのがわかる。

       お客様方の笑顔がわかる。

  演奏終了後、3名でステージ中央で手を取ってお辞儀ご挨拶。

  その後、ラウンジの外でお客様お見送り。

  皆さんと握手して、元気を頂いたとお声をかけていただき、私たちも元気を頂きましたとお礼を述べる。

  時計を見ると、ぴったり45分。

  良かった良かった。

2セットも同じ内容で、入れ替えのお客様と大いに盛り上がり、ライブ終了。

ほっとした。

ドレスを抜いで着替えて、7階カフェで、小菅夫妻と八木さんと6名で1時間ばかりお話し。

ジャズ演奏について、いろいろご質問があって、3名でお話しした。

即興演奏は面白いものだと、私も思う。

譜面がないのに合わせて演奏する。

人間がストレートに出る。

ジャズ演奏は、宴会をやっているようなものだ。

エレガントな船のお客様、非日常を楽しむ船の旅。

部屋に入れてあった和食の夕食を頂いて、テレビでダーティハリーを2本見て、真夜中0時に展望浴室でお風呂に入った。

演奏するまでの4日間、仕事への心の準備、一人で二見湾の真ん中で音階練習をしてこと、いろいろ思い起して、改めて感謝の気持ちで一杯になった。

お誘いしてご参加くださったお客様方に感謝。

ピコツアー、PTSの皆さんに感謝。

つきあってくれたバンド2名に感謝。

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