STB、FRV!結成20周年遠藤律子還暦コンサート

7月18日
いよいよ本日、STB。
食事をする気にならないので、軽く食べた。
荷物を赤いスーツケースに入れて出発。
14時前にSTBに到着。
納見義徳さんが一番乗り、納見義徳さんはいつも早い。
楽屋に荷物を入れて、衣装を吊るして靴二足を出して、化粧品類を鏡の前のカウンターテーブルに置く。
ステージに行って、舞台監督と音響チーム皆さんに挨拶。
箭島裕治、藤陵雅裕到着、中路英明もカウンター席で楽器を調整。
私のショルダーキーボードの無線調整を藤陵雅裕がしてくれた。
藤陵電気と呼んで敬っている。
親切に、電気系統のことを教えてくれる。
今日はマイクとショルダーキーボード2つが無線なので、いろいろ配線の調整に時間がかかるが、藤陵雅裕と音響皆さんがかまってくれて無事接続、感謝。
岩瀬立飛のお手伝い青年2名、今日のセットはフルセット、一段高い山台に立派に組み立てる。
左となりは納見義徳のコンガセット。
ワクワクしてきた。
ステージから客席を見る。
本当によい会場だ。
ここにお客様が一杯に座ってくださる事を考えて、もう感激。
1階は団体さんたちが盛り上がるテーブル構成、周りはお一人でも楽しい横並びの席。
2階はお二人でいらっしゃるお客様がゆっくり出来る2名席、ゴージャスなクラブの雰囲気だ。
何度もお席の調整をしたので、どこにどなたがお出でになるか、すべてお顔が浮かぶ。
15時から音響チェック、それぞれの楽器のマイクテスト。
そしてリハーサル。
ルイスが、大学講師の仕事で17時入りなので、ルイスフィーチャーでない曲を先にやる。
演奏しながら個々のモニタースピーカーの音量チェック。
それぞれ聴きたい楽器の音の音量を上げてもらったりお願いをする。
17時前に、ゲストの安ますみ歌手到着。
安師の2曲のリハ、昨夜書いたサンバアレンジの曲も5人FRV!さっと出来た。
大きなノリで歌う安師、楽しみだ。
17時に受付をお願いした宮田さん、柿澤さん、妹が到着。
受付用資料とCDを渡してお願いした。
美智子さんも到着、飛鳥Ⅱ遠藤律子トリオ11月クルーズのパンフレットご持参。
ルイスも到着、17時30分までのリハ時間、時計を見ながら頑張る。
最後に私の歌のリハ、岩瀬立飛と二人、リハ残り時間ギリギリ3分のところで頑張った。
17時半終了。
バンドと安師は、楽屋で食事。
お手伝い人たち4名にもお店に依頼して、お弁当を出した。
本間美容師が楽屋に来てくれて、頭を爆発ヘアーにしてくれた。
なんと贅沢、嬉しく感謝。
楽屋はいつものバンド話で朗らかに盛り上がっている。
この雰囲気が大好きだ。
お祭だ。
19時半が近づいて、音響スタッフが、私のヘッドセットマイクと無線システムセットを持ってきてくれた。
世話が行き届いて有難いことだ。
これを白いパンツのウエストに装着する。
今日は、上着は、すそを短く直した、韓国で購入したニューヨークのブティックの銀の刺繍のチュニック。
藤陵雅裕に、赤い服じゃないんですか?!と聞かれた。
妹が、女は赤い服を着ないのよねと言っていたので、銀にしたのだ。
FRV!結成20周年記念遠藤律子還暦コンサートと名前をつけて開催だ。
19時半になった。
エレベーターでステージ袖に上がると、客席の賑わいが聞こえて来て、少し胸がドキドキする。
なんともいえない高揚感、幸せだ。
舞台監督のGO!が出て、バンド7名次々にステージに出ていく。
私は最後に出て行った。
皆様のあたたかい拍手とかけ声、有難うございます。
囲む会、気楽セッション、小野ご一行、附属OB、準子グループ、安ますみグループの団体さんの席、数名のグループのお客様方の席、2階の2名様の席、一杯になって有難い。
ピアノに座る。
少し気持を整えて、皆の準備が出来たのを確認して、サルサのリズム、3-2のトゥンバオを弾き出すと即平常心となり、バンド魂燃え立つ。
今日は3管だ。
頭から、中路英明トロンボーン、ルイス・バジェトランペット、藤陵雅裕アルトサックスの3人がバリバリに吹き出す「You and the Night and the Music」。
これは、CD「FRV!」に収録したジャズスタンダード曲だ。
このCDから、岩瀬立飛が参加している。
藤陵雅裕、ルイス・バジェ、中路英明の順でジャジーなアドリブソロを展開。
ラテンリズムに乗せたジャズだ。
音が止ると、大拍手、めでたい。
挨拶、やっとこの日この時が来た、長いそして今思えば短い積み重ねの日々だった。
次の曲から3名の管奏者のフィーチャー曲。
まずは、ルイス・バジェ。
キューバ出身の俊才トランペッター。
人柄最高、音最強、素晴らしいミュージシャン。
身体から響いてくるトランペットの音色、キリッとして美しく華やかだ。
曲は「Darjeeling」、CD「家族」収録曲。
リズムはチャチャ。
キューバでダンスをするときに、衣装が擦れ合ってシャシャシャと音がしたそれがチャチャとなったという。
エレガントな香りの紅茶、ダージリンを飲みながら、白いレースのカーテンを揺らす緑の風、白いテーブルに差し込む明るい日の光を楽しむブランチの風景、などと説明している。
ルイスのメロディに藤陵雅裕と中路英明の2管のハーモニーが包むように奏でられて、気持ちよい。
ステージで演奏しているのだが、違う世界に飛んだようなリラックス感。
次は、キューバの大有名ベテランミュージシャン、トランペットと歌、作曲と大活躍の、ボビー・カルカセースの「Jazz Timbero」。
ティンベーロとは、Timba(キューバでジャズのことをこう呼んだ)を演奏する人のこと。
ジャズミュージシャンということだ。
今日は、私にキューバとキューバ音楽を教えてくれた納見義徳に感謝して、ルイスに頼んで、納見義徳を讃えるラップを歌ってもらうことにしたのだ。
ボビー・カルサセースは歌っているのだが、メロディは藤陵雅裕に吹いてもらった。
ジャズのティピカルなフレーズ満載の3管のソリが豪華だ。
これは、この曲が入ったボビーのCDを探していて日本で見つからず、国際交流基金主催人物派遣事業中南米コンサートツアーで訪ねたキューバからべネスエラに飛ぶ、ハバナの飛行場のショップで買い求めたCDから耳コピーして、3管にアレンジしたものだ。
ごつい3管のジャズフレーズと、藤陵雅裕のまろやかなアルトサックスのメロディ。
ピアノのモントゥーノが始まると、一気に雰囲気はキューバに。
私と箭島裕治と岩瀬立飛のcoro(コーラス)で、君はジャズミュージシャン!と歌うと、ルイスがスペイン語で語りだす。
そして再度管のソリがあって、またcoro、そしてルイスが納見義徳を讃えるラップを始めて、納見義徳を紹介、納見義徳の炎のコンガソロが始まった。
大変に盛り上がって、お客様の大拍手、リズムのキメがあってスピード感溢れるエンディング!
やった!!!めでたい!!
納見さん、有難う、ルイス、gracias!
次は、でっかいスケールの中路英明のトロンボーンで、遠藤律子作の「Denarau Beach」。
これは、CD「SUNSHINE」に収録した曲。
フィジーに行ったときに泊まったビーチのホテル、部屋のガラス戸を開けるとそこはすぐ海。
静かな波打ち際の水は澄んで、小さい魚が泳いでいるのが見えた。
その風景を描いた曲、リズムはボレロ。
ゆっくりのリズムで、静かな海を表現、中路英明の柔らかい美しいトロンボーンの音色を聴きながら、目の前にフィジーの海が甦る。
2管のハーモニー、自分がアレンジしたのかなあ、と不思議な気持で聴く。
1セットの最後の曲は、ポール・マッカートニーの名曲「Michelle」。
CD「家族」に収録の3-2ルンバの曲。
これは、ピアノでメロディを弾いた時にルンバにぴったりはまった事を思い出す。
久しぶりに登場させた曲だが、今演奏すると、素晴らしい曲だと思う。
ポールは天才作曲家だ。
若いときに、こんな切ないメロディを書けるとは。
4名のアドリブソロの後、3管で演奏するセカンドメロディを書いてハーモニーを考えた。
ちょっと苦労したが、その頃の一生懸命な作業、エネルギーがあったのだ。
3名のピカピカの奏者が素晴らしいノリで吹いてくれて大感激だ。
岩瀬立飛の深い気持のドラムソロ。
なんともいえない華がある、世界が拡がる。
ここぞと言う時が来て、この曲のキーとなるメロディを歌いだす。
客席を見て、歌ってくださいと合図を送ると、歌い出して下さった。
心が熱く燃え出す。
皆さんの歌声が会場に満ちたところで管も同じメロディを吹き出す。
そして最後に主旋律を奏でて、ピアニッシモからフォルテッシモに4小節の短い時間で3名の管とリズムセクションがグーッと持っていく。
そこは、I will say the only words I know that you'll understand 、My Michelleという一節だ。
甘く切ない美しいメロディ。
初めてビートルズを聴いたのは、中学2年生の頃だった。
それから、50年近く経って、こうして皆さんに聴いて頂けるとは。
アルバムを貸してくれた同級生でバレー部6年一緒だったキクさんに感謝。
今日はバレー部の仲間のイッチさんと同期の美津子さんと一緒に会場で聴いてくれている。
楽屋に戻って着替える。
ブラジル・リオで購入した、コバルトブルーのブラウスに金とラインストーンのベルト、靴は家にあった同じ色で金の鋲がついている靴を合わせた。
2セットの最初は、ピアノトリオ、メキシコに行ったFRV!ピアノトリオだ。
「At the End of the Day」CD「心配しないで」でトリオで録音したオリジナル曲。
箭島裕治の繊細で美しいベースソロ、間が持つ持つ。
メキシコで3人力を合わせて頑張って、気持が通うトリオだ。
岩瀬立飛の完璧ゆえにシーンとしたリズムの粒、素晴らしい。
上手な人は、存在がなくなってくる。
変な言い方だが、どんなことをしても崩れないので時間の流れを崩さないから、いないようになるのだ。
50,60の手習いと言って、今3つの習い事をしている事をお話した。
1つは落語、2階席においでの古今亭菊千代師匠を紹介する。
手を振って応えてくださった、お着物でご来場の師匠は、女性初の落語協会の真打だ。
今日は、兄弟子の辻信一さん(芸名:ぼちぼち亭ぬうりんぼう)もいらして下さっている。
江戸の専門家、田中優子教授も小野ご一行席にご来場、皆、私を含めてナマケモノ倶楽部のメンバーだ。
そして、英語の先生も紹介したが、仕事でまだ到着していなかった。
そしてそして、歌の師匠。
今日のスペシャルゲスト、安ますみを呼び上げる。
安ますみ歌手は、30年のおつきあいのジャズ界の素晴らしき先輩にして、歌の師匠だ。
新宿Jというジャズライブハウスに出演するようになった時に、そのお店の世話人でいた安師と知り合った。
安師には、穂高神社の境内での演奏の仕事を頂き共演したり、1990年のワールドカップ開催中のイタリアに連れて行ってもらったり、フィジーに行ったのも安師の仕事だった。
長い付き合いだが、ここにこうして改めてゲストとして迎えられたこと、感慨深い。
「Summertime」ジョージ:ガーシュインのポギーとべス、オペラの冒頭で歌われる子守唄。
安師は、ロングトーンが本当に素晴らしい。
エレガントで大人の情感に溢れた歌唱で、トリオがジャジーに生き生きとした演奏。
そして「I could have danced all night」ミュージカルのナンバーをサンバで。
FRV!のテイストを、アレンジしてみた。
藤陵雅裕、納見義徳が加わって5人FRV!で伴奏。
早いサンバ、武蔵野音楽大学の先輩後輩の安ますみの歌と藤陵雅裕のアドリブソロの共演だ。
サラ・ヴォーンのチボリガーデンライブ録音の音のような華やかさで歌い抜けた。
大きな拍手で安師を送ってくださったお客様。
4曲目は、7人FRV!で「Will You Love Me Tomorrow」キャロル・キングのラブソング。
大傑作アルバムタペストリーのハイライト曲だ。
歌詞が泣ける。
ビートルズから始まって男のロックバンドばかり聴いてきたので、今ひとつぴんと来なかった歌詞。
キャロル・キングと出会って女心の歌詞に感動した。
FRV!のアレンジは、3連ロックバラードゴスペル調。
藤陵雅裕大フィーチャーだ。
ゆっくりのテンポで語り熱くブローする藤陵雅裕に、2管はあたたかく合いの手を打つ。
リズムセクションも静かに心の中で炎をともす。
段々盛り上がるアレンジ、最後はロックライブハウスのラストに近い時間の濃いノリになる。
箭島裕治のギンギンベースソロ、3管の煽り、気持が高ぶったところで藤陵雅裕が再登場、最後のウタを歌い上げる。
何度演奏しても大好きな曲だ。
今回は、還暦ということで、青春の思い出のビートルズとキャロル・キングを取り上げた。
盛り上げて演奏してくれるFRV!メンバー皆さんに感謝感謝。
ラスト曲は、キューバの至宝ジャズピアニストのチューチョ・バルデスのマンボブルース「Tunes a Coy」。
チューチョのニューヨークコンサートのライブCDから耳コピーした曲。
ブルーノートにチューチョが来た時に、納見義徳、吉尾公宏、山口彰と一緒に聴きに行った。
納見義徳はチューチョの友達なので、楽屋に連れて行ってもらってチューチョと対面。
フランスに住んでいる大ピアニストは、握手した時に香水の良い香りがした。
私の事を、マドモアゼルと言ってくれたのでさらに好きになった。
この曲のCoyとは、と聴くと、やはりマッコイ・タイナーのことだと言う。
マッコイ・タイナーは、コルトレーンカルテットのピアニストで、アフリカを大事に素材として演奏してキューバミュージシャンが尊敬しているそうだ。
マッコイに捧げた曲だ。
まず私のソロでブルースの提示、そしてインテンポでイントロ8小節。
全員がすごい勢いでテーマを演奏し出す。
最後の曲は総力戦。
3名の管の各ソロのあと3名による1コーラス、8バース、4バースとスリリングなソロまわし、その後私のピアノアドリブソロ、イケイケで最高音を飛び越えてエアーピアノ。
そしてセカンドリフはファンキー。
その後、ベース、コンガ、ドラムムスの3名リズムセクションの8,4バースもギンギンだ。
大拍手の中、最後のテーマに突入。
ラストのフレーズをフォルテ、ピアニッシモ、大フォルテと演奏し分けて、エンディングはいつまでも続きそうな大ブロー。
終わった!
拍手を頂き全員上手に退場。
アンコールの拍手、拍手、有難い。
私と岩瀬立飛だ出て行った。
岩瀬立飛はピアノに。
皆さんから驚きとともに拍手が起こった。
「Thank You」CD「SMILE」に収録した歌。
ピアノの仕事を始める前に、シンガーソングライターになりたかった。
歌は、小学校2年の時に作ったのが初めてだ。
中学の時には、音楽研究会に所属して、オペレッタを作って歌を書いていた。
友人の卒業した学校の文化祭に遊びに行って、募集していたクラブ歌作曲に応募して当選したこともあった。
高校の時も歌を作って、大学ドロップアウトして引きこもり状態になった時期には最高潮で歌を作っていた。
音楽事務所に、自作の歌を歌ったデモテープを持って行ったが、ひっかからなかった。
可哀想に思った事務所の人の、ピアノはまだましだがね、という言葉を良い様に真に受けた。
そんな青春の時間があった。
あれから40年。この歌をお出でくださった方に歌いたかった。
歌とはそういうものであると。
立って歌いたかった。
岩瀬立飛にメールでピアノ伴奏をお願いした。
OKの返事をもらって後に引けない、これはやるしかないと。
安師に相談、1ヶ月を切っていた。
時間がない、レッスンは2回。
安師は、的確に今の状態の私が出来ることを教えてくれた。
歌詞を語ること、日本語の言葉ののばし方、高音部の形、口を開けるところ開けないところ、顎の事、目を開くところ、リズムの事、、、。
教わったことを反芻する。
すぐにできるものではない。
それでも、茶音厨楽房のレッスンの空き時間、電車の中、家のピアノの前、お風呂の中、洗面所の鏡の前、いろいろなところで歌ってみて試してみた。
いろいろテクニックを考えてもすぐに出来るものではない。
安師は、「Thank You」と言いなさい、それがすべて、と言った。
その通りだ。
その言葉に押されて、ステージの前に立った。
まわりのライトが暗くなって、自分がライトの中にいる事を自覚した。
はじめての経験だ。
前日には、緊張してあがって声が出ないのでは、と心配した。
しかし、全然あがらなかった。
かえって、心は静かになった。
岩瀬立飛の優しい優しいピアノの音色、人柄そのものだ。
有難くイントロを聴いて、歌いだした。
上手く歌おうといろいろやったことも全部吹き飛んで、なんだかわからない。
CD「SUNSHINE」に収録した楽器演奏の曲に、小笠原千秋が歌詞をつけてくれた。
歌詞を大切に歌った。
1番は歌えた。
この音で腹筋、上唇を上げる、首は上げない、力んではならない、などと考えてもいた。
下がる時に音程が下がり過ぎないようになどとも。
間奏のアドリブソロ、本当に上品に美しく弾く岩瀬立飛。
2番の歌詞、あなたに歌いたい歌を語る。
2番目の歌の歌詞が出てこなかった。
でもめげずに3番目の歌のことを言えた。
そして最後の音のばし、すこし長く伸ばせたようだ。
岩瀬立飛の伴奏のコードの進行を聴きながら呼吸を合わせる。
面白いものだ。
いつもピアニストとして歌手の呼吸に合わせているのだが、逆は初めてだ。
最後のフレーズはもっと伸ばしたかったが、息が足りなかった。
そのまま立ち尽くすと、岩瀬立飛が優しい音色で静かに終わってくれた。
ああ、歌った。
20歳の頃に歌いたいと思ったこと、40年経ってわがままだが皆様に時間を頂いて想いが叶った。
有難うございます。
岩瀬立飛を「ピアノ、岩瀬立飛」と紹介する。
きれいな笑顔、本当に素晴らしいミュージシャンだ。
FRV!全員登場。
後ろにおいてあったショルダーキーボードの電源を入れて、無線機のスイッチを入れる。
藤陵雅裕に何度も教えてもらった順番、間違えると会場に爆音が響いて音響マシーンが壊れる。
皆さんを待たせて気が急くがここは慎重に。
ショルキーを背負ってステージ前に出て行くと、笑いの声が。
思わず、「気をとりなおして」と言ってしまった。
あの歌を聴いた後、気をとりなおすのはお客様方だろう!
ここで、安ますみ師の生徒の歌手達のコーラスM座を呼び上げる。
今日は、客席に13名の弟子仲間皆さんが来てくれた。
山本景子、高野らん、洸美、ミク、山本ののか、ジャミンゼブのリーダーのコージロウ、北正樹、安田岳広、仕事が終わって駆けつけてくれた狂言師の善竹富太郎、仲野直樹。
女性陣は可憐なミニドレス、男性陣は清清しく凛々しい立ち姿。
6月27日のチャリティコーラスのリハのときに、今日の歌の練習をしてくれた。
「Dale」。
「かごめかごめ」をアカペラで歌いだす10名、客席から、驚きの反応、日本のわらべ歌だ。
1コーラス歌うと、岩瀬立飛と納見義徳がキューバ的打楽器のリズムを叩き出す。
2回目の歌、その後のリズムパートでは、3管がキューバの街角のルンバ演奏のような雰囲気最高のメロディを奏で始める。
3回目に歌った直後に、次の曲のイントロを3管吹き出す。
ロックだ。
しかしリフは和風だ。
「ずいずいずっころばし」ごまみそずい!
こういうわらべ歌は、ロックになるのだ。
頭をひねって搾り出した3管のバックハーモニーに乗せて10名の歌声、澄んだ歌声が響く。
私はセンターでショルキーを弾きながら、3管と歌の出だしを合図する。
この2つのわらべ歌は、だーれ?!という歌詞が共通しているので、メドレーにして「Dale」と題名をつけた。
後で調べたら、Daleは、スペイン語でうるさい、しつこいなどという意味があったのでどうしようかなと思ったがえいやと、メキシコでやってみたが大盛り上がりでダーレ?!と皆さんがリフレインして歌っていた。
ダーレをくりかえしながらBフラットのキーに転調すると管のアドリブオープンパートになる。
ここで私はショルキーを弾きながら客席に降りていった。
おきゃ様方にあいさつ、立って踊っていただいた。
皆様の笑顔、有難い。
2階への階段を上がって一巡り、有難うございますと言いながら弾き歩いた。
ステージに帰って来てテンポが速まる。
どんどんヒートアップ、最後は3本締め。
こうしてお集まりくださった皆様に感謝感謝。
すぐ次の曲「Cielito Lindo」
泣かないで歌おうね、歌えば嬉しくなるからね、と歌われるメキシコの国民歌。
サッカーの試合の前に歌うそうだ。
歌詞を知っているお客様が多い、ステージから歌って下さっているのが見えて嬉しい。
M座10名がはりきって歌う若々しい姿、いいいもんだ、世代を超えて音楽で一緒になる。
安ますみ師ステージに上がる。
全員そろって大合唱。
18名の演者と230名のお客様の大団円。
有難いの一言。
立派なお花をたくさん頂き、大感激、お心嬉しく有難うございます。
終演後、入口でCD販売。
出てくるお客様とお話。
お顔を拝見、有難うございます。
CDお買い上げ有難うございます。
岩瀬立飛が出てきてサイン参加。
いつまでもこの時間が過ぎ去らないようにと思う、幸せな時。
楽屋に戻って着替えと片付け。
残った藤陵雅裕、岩瀬立飛、箭島裕治としばし歓談。
頂いたお菓子を有難く頂きながら話は尽きない。
お店からもう電車がなくなるので、と言われるまで話は続いた。
始めればあっという間の一時。
しかし、私は企画した時から今日までずっと毎日このライブだった。
リハまでの曲製作の時間との戦いの心休まらぬ毎日等大変な時期もあるのだが、それもあっての今日の私の幸せなのだ。
形になっていない時期の不安は本当に夜も眠れないストレスだが、これをなくすにはやるしかないのだ。
その繰り返しでやってやって本番を迎えて、悔いのないステージにする。
途中、身体もしんどくて苦しくて何でやるのだろうと思うのだが、本番が終わると嬉しくてまたやろうと思う。
この繰り返しで、今まで続けてきた。
続けてこられたのは、ずっと見てくださったお客様皆様のおかげだ。
皆さんが喜んで下さることが私の生きがいだ。
そして、私が考えた小さな事を大きく素晴らしい形にしてくれるミュージシャン達のおかげだ。
また一緒に楽しい一時を作りたいと、感謝の気持とともに願っている。
皆さん、有難うございます。
私は企画した時から今日までずっと毎日このライブだった。
リハまでの曲製作の時間との戦いの心休まらぬ毎日等大変な時期もあるのだが、それもあっての今日の私の幸せなのだ。
形になっていない時期の不安は本当に夜も眠れないストレスだが、これをなくすにはやるしかないのだ。
その繰り返しでやってやって本番を迎えて、悔いのないステージにする。
途中、身体もしんどくて苦しくて何でやるのだろうと思うのだが、本番が終わると嬉しくてまたやろうと思う。
この繰り返しで、今まで続けてきた。
続けてこられたのは、ずっと見てくださったお客様皆様のおかげだ。
皆さんが喜んで下さることが私の生きがいだ。
そして、私が考えた小さな事を大きく素晴らしい形にしてくれるミュージシャン達のおかげだ。
また一緒に楽しい一時を作りたいと、感謝の気持とともに願っている。
皆さん、有難うございます。
カテゴリー:

検索

  • 購読する