茶音厨楽房

5月21日
またまた、7時に目が覚めた。
しかし、朝ゆっくりする時間があるのは良いことだ。
食事もゆっくり出来るし、メール仕事も出来る。
ファン・デゴンさんの著書「野草手紙」を読み返す。
ファンさんは、無実の罪で13年余も韓国の刑務所で暮らした。
暮らしの中で、刑務所の庭に生えている野草に気付き、それを育てて、社会見学で外に出るときに新しい野草を見つけては持ち帰って、刑務所の庭に野草園を作った。
その野草を摘んでナムルにしたり、乾かして様々な野草茶を作って、仲間にふるまった。
ファンさん曰く、世界には30万を超える種の植物があるのに、人間が自分の都合で食べる植物を限定して減らして、野草を雑草と言って農薬で殺して大地汚染をして、その汚染はまわりまわって人間の口に入っている。
植物を限定しなければ、もっと食べるものはある。
戸塚善了寺のキャンドルナイトイベントの時に、ファンさんと会った。
なんともいえない健康な人間のパワーを、ファンさんの身体と目のあたたかい光から感じた。
6ヶ月もの間の拷問とそれから6年のつらい刑務所暮らしで身体を悪くして、それを治すため刑務所内で野草を食べる事を始めたそうだが、そんな経験を経たファンさんの全身から溢れる幸せな健康な人間力。
この生命力は、明治学院大学で開催された、サティシュ・クマールさんの講演会の時に、サティシュさんを見てお話を聴いた時に感じたものと同じだ。
自分の生き方、毎日に納得して、日々の暮らしに幸せを感じて生きている、健康と言うより健やかと言う言葉が当てはまるようだ。
ファンさんの本の前半は、季節ごとの妹さんへ当てた手紙で構成される。
絵が上手で、毎回一つの野草のスケッチと刑務所内の暮らし、野草を煎じたりナムルにしたりして楽しんでいる様子、看守に引っこ抜かれたりしながら野草を植えて育てて季節を愛でる文、刑務所から早く出たいだろうに、今撒いた種の来期の収穫を楽しみにしている一節、そして手紙の最後には妹さんと家族を気遣い、会いたいと言う文に泣かされる。
次はどんな野草だろうと、どんどん読み進むのが楽しくなってくる。
雑草と言う言い方は、草花に失礼だと言う、その通りだなあ。
13時から2時間、美智子さんのドラムの叩きがたりと歌の、トリオレッスン。
遠藤律子、山口彰、井上尚彦そろって共演。
15時から23時まで、レッスン。
お一人明日に移ったので、イスを並べて少し寝る。
休憩でレストランに行くも、料理が来てウエイトレスさんに起こされて目が覚める。
瞬間瞬間、自分の身体の具合をみながら生活している。
23日の横浜ドルフィーの曲を考える。
FRV!5名のまとまったサウンドのライブ。
お出かけ下さい。
カテゴリー:

検索

  • 購読する