Foro del Lagoコンサート

5月8日

今日は、仕事は夜に1本。

12時にホテルのレストラン、小野夫妻と3名。

立飛&裕治は、後で聞いたら二人で朝ご飯を食べたそうだ。

朝から辛い赤と緑のサルサで辛くおいしかったという。

サルサは、スペイン語でソースのこと。

赤のサルサの成分をウエイトレスのお姉さんに聞いた。

紙に書いてくれた。

タマネギ、トマト、青唐辛子が辛いのだ。

そしてトマトソースが必要との事、ウエイトレスはトマトソースのパックを厨房から持って来て見せてくれた。

そしてそれが売っているお店の場所も教えてくれた。

小野さんはお料理名人、家で作るぞ!と張り切る。

楽しみになった。

小野夫妻と裕治さんと4名で、そのソースを探しながらホテルの近くの繁華街を歩いた。

太陽は空のてっぺんにあって、赤道に近いことがわかる。

澄んだ空気、強い日差し、爽やかなカラッと乾いた空気。

こんなところに住んだら、何もしなくなると思う。

この天気だけで幸せ。

ブティックをのぞいて、シースルーのブラウスを仕事用に購入。

高価なものではないのだが、美しい色合い、さすがメキシコ。

アグアスカリエンテスは安全な町だった。

ホテルに帰って、夜の仕事の支度。

今日のコンサートは、サンマルコス祭のメイン会場にあるForo del Lago(湖のフォーラム)の野外コンサート会場だ。

16時ごろからリハーサル。

日差しが強く、日向にいたら大変だが、ステージには屋根があって、日陰になると風が爽やかで涼しい。

楽器はセットされていて、7日の音響チームが今日も仕事している。

親方ラロさんが、私のヘッドセットマイクのセットをして予備用の普通のマイクもセットしてくれて行き届いたお世話に感謝。

リハをしていると、客席やその後ろの高いところの柵の後ろから聴いてくださった方が拍手、そしてメキシコの歌を始めると一緒に大合唱、リハなのに曲が終わると拍手拍手。

「たまごっち、たまごっち!」と柵の向こうからバンドに向かって叫んでいるおじさんがいる。

6日にホテルのロビーで、ホテルの従業員の方と箭島裕治が話していて、プログラムのバンドの写真を見て、その場にいなかった岩瀬立飛を指差して箭島裕治が「ともだち」といったら「たまごっち」に聴こえたらしく、岩瀬立飛の写真を指差して「Amigo、たまごっち、たまごっち」と繰り返して笑っていた。

メキシコでもたまごっちがヒットしたらしい。

私の荷物を部屋まで運んでくれたポーターのお兄さんも日本が好きという、アニメが好きだそうで、岩瀬立飛達にはガンダムが好きと言っていた。

ホテルの横のショップには、任天堂のゲーム機とソフトが売られていた。

今の日本の売り物は、ゲームとアニメなのか。

たまごっちのおじさんは、昨日のコンサートを聴きに来てくださって今夜も来てくれるとの事、嬉しいな。

ラロさんに、明日の夜に開催されるコンサートについて聞いてみる。

9日にある予定だった博物館ライブが昨日に移ったため、9日は休みになったので観客になることにしたのだ。

ホテルのレセプションのスタッフに、プログラムを見せてどの出し物が良いか聞いたら、マルコ・アントニオ・ソリスがお薦めだとのことで、この歌手のコンサートはどうか聞いた。

この歌手は、大スターでブーキーズというバンドでブレイクして今はソロになって活躍しているそうでお薦めだとのこと、チケット売り場を聞いたら連れて行ったくれるというので、美智子さんと二人でラロさんにくっついて、お祭のメイン通りをキョロキョロ見ながらチケット売り場まで歩いていった。

そこここで打楽器を鳴らして踊っている人達、すごい熱気だ。

チケットはまだ残っていた。

闘鶏場だそうで、中のランクのチケットでも、1万円近い値段だった。

人数分買って帰る。

夜の仕事の時間は20時だが、サマータイムで、まだまだ明るい。

ステージ裏の控え室には、冷たい飲み物、チーズ等の食べ物、リンゴも用意されている。

着替えていよいよ最後の出番。

ステージに出て行くと、2000名入る客席は満席、その後ろの柵の立ち見も一杯。

En Caliente、遠藤律子オリジナルの日本情緒のラテン曲。

Sunshine、「アグアスカリエンテの素晴らしいお日様に捧げて」とと言って弾き始めると拍手拍手。

花、岩瀬立飛の楽しい楽しいサンバのリズム、私は立って大きく手を広げてお客様を見て歌った。

「春のうららの隅田川、、」堂々と歌った。

私がお客様に掛け声をかけている間も、箭島裕治がベースを弾きながら端正な声でしっかり歌い続けていた。

「からたちの花~りんご追分」

箭島裕治のメロディでからたちの花、島倉千代子だ、ベースの哀愁の弦が良い。

そのあと余韻の中で岩瀬立飛の民謡帳のファンクのリズムが巻き起こって、私は皆さんにチョン・チョン・チョチョンのチョンという拍手をお願いするとすぐ始まってノリノリだ。

口笛、かけ声、拍手、熱い熱いアグアスのお客様。

Te Quiero Dijiste、皆さんが歌ってくださって、夜になってロマンティック。

INSPIRATION、トリオでギンギンの演奏、箭島裕治のブリブリベース、岩瀬立飛の最高のソロ。

大アンコール、OTRA、OTRA!と声がかかる。

「かごめかごめ~ずいずいずっころばし」大ロック。

日本の曲の怪しい深い魅力がロックのリズムに乗って情念と情熱の音楽になって、メキシコの皆さんにどうでしょう!と熱い気持で届けとばかりに歌って演奏した。

最後はどんどんアッチェルして、3本締め、最後にグラシアス!!!

続けて、最後のCIELITO LINDO。

最初は元歌どおり3拍子で演奏して皆さんに歌って頂いて、1コーラス終わったとたんに岩瀬立飛のドラムスで4拍子の軽快なテンポにチェンジ、私はもう立ち上がってピアノを弾きながら踊った。

箭島裕治もニコニコでベースを弾きながらステップを踏んで歌う歌う。

会場総立ち、歌って踊ってロックフェスだ。

まああ楽しい嬉しい、なんという幸せ。

ビバメヒコ!ビバハポン!!ビバアグアスカリエンテス!!!

3名肩を組んでご挨拶。

皆さんと心通じるコンサート、日本の美しい曲をお届けして、メキシコの美しい曲に敬意を表して、

サンマルコス祭に花を添えられただろうか。

終演後、ステージ脇にたくさんの皆さんがいらしてくださってCD販売、写真撮影、お話、握手、キス。

おめでとうと口々にお気持を伝えてくださる皆さん、心地よい夜風に吹かれて心が燃える。

メキシコでは、有難うと言う気持を表す時に、手の平を立てて見せるそうで、皆さんがそうしていた。

有難う、有難う、有難うございます。

控え室で、皆でワインで乾杯、効いた効いた、クラクラした。

ホテルに帰って、レストランで打ち上げ、乾杯。

よくここまで全員無事に来た。

大使館の皆さんのご尽力、バンド2名の準備と心を込めた演奏、小野夫妻のあたたかい御世話、アグアスカリエンテスのスタッフの皆さんのホスピタリティ、あたたかいお客様方、州知事夫妻、皆さんに感謝感謝。

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