談春独演会 安門下生カラオケ盛り上がり

12月26日
15時過ぎに、青山劇場。
生活クラブでチケットを取って、立川談春独演会「白談春」
外にずらりと並んで入場するお客さん、すごい人気だ。
場内満席、たった一人の噺家がこれだけの会場を一杯にする、驚いた。
それと同時に、離れたところで臨場感がない席もあり、落語、こんなになって良いのかとも思う。
前座さんが出るのかと思いきや、本人が出てきた。
背の高い障子が重なって吊るしてあって、その真ん中に黒の口座に白い座ぶとん。
そこに座って礼をすると、大拍手。
今日はなんでも、「黒談春」というマニアックな噺をする会があって、それに対して六十席の噺からお客様の聴きたい噺のアンケートの統計を取って1番と2番の噺を語る会だそうだ。
その説明、ファンになら通じる話しぶりで、人気落語家の自負ありと見た。
談春さんは、「赤めだか」という、談志師匠に入門した談春と他の弟子達の実話を書いてベストセラーになった本の著者だ。
この本には、男の子達と談志師匠のセコくてやんちゃな、男子軍団話が書かれている。
まずは、「居残り佐平次」、これはつい数日前、たい平のDVDで見たばかりの噺だ。
郭にお金を持たずに行って、払えず居残って、布団部屋に住みながら郭の仕事をしていたら、座持ちが良くて、お客さんに人気が出てしまった男の噺。
談春さんは、言葉数がものすごく多い。
それで、立て板に水で語りまくる、これが結構眠くなる。
せっかくの話だが、寝たり起きたりしながら、最後は笑っておしまいになった。
15分の休憩時間、これはいかんとコーヒーを注文するのも並んで並んで、やっとコーヒーを手にしたら熱くて飲めなくて冷まして一口飲んだら、アナウンスで5分前なので席に戻れという。
超人気イベントは、仕方ないのかもしれないが、慌しいもんだ。
次の噺は、人気第1位の「芝浜」
この噺は、師走の朝に、怠け者で酒飲みの魚屋が、海辺で大金の入った財布を拾う噺。
落語界では、有名な大ネタで、師走に良く語られる。
たい平さんは、毎年12月に芝浜を語る会をしている。
特別な格があるとされる噺だが、どうも辛気臭いようで、題材としては私はあまり好きではない。
昨年は、小三治さんの芝浜を、鎌田駅前のホールで聴いた。
この時は、さらっと語る口調の中に、師走の切なさ、寒さ、所帯のしみじみとした感じが浮き上がって、会場の空気が12月になって、驚いた。
今日は、12月は芝浜かあ、と思った。
しかし、談春さんは1時間の語りを飽きさせず、途中地噺のように、自分の語りを入れたあたりからなんとなくジーンと来て、おかみさんのけなげに語る様子に、涙がとまらなくなった。
まわりも泣いている。
最後の、「また夢になるといけねえ」という有名なきめセリフ。
これは会場全員が知ってる下げで、皆がどう聴くか期待に満ちている中、すこしモチャモチャとしてすっきり着地しなかったように感じた。
談春さんは、上手い噺家として名を馳せている。
そういう噂は、本などで読むと、いやがおうにもイメージが大きくなって、どんなに上手なんだろうと、スーパーな技を期待してしまう。
それが、宣伝、イメージ戦略として、ちまたで何にでも使われているものだろう。
今日聴いた談春さんは、年なりの若さも感じられて、「わけがわかんない」という言葉などに、同年代の若い落語家達に共通の言い回しがあるのだと、面白かった。
最初に出てきたときに、「落語家は昇太だけでいいと思っているお方も多いでしょう」
と言って、私にドンピシャで大笑いしてしまった。
力の入った45分と1時間の2つの噺、大劇場としてのパフォーマンスなのかな。
談春さんの声の良さは、素敵だった。
落語が又好きになった。
21時過ぎ、六本木のおしゃれなカラオケやさん。
安ますみ門下生のカラオケ忘年会。
広い部屋に、16名くらい参集、風邪で欠席者もいて少ないらしい。
バンドは、木村ベンジャミン門下生ユニットの伴奏バンドリーダー、弟子にして伴奏バンドメンバーの遠藤律子、安ますみのライブのベーシスト山口彰だ。
歌が上手い門下生の皆さんの、楽しい演目、何度も大笑いして、そして感心した。
場末のスナックのママとバーテンのマスターというコンセプトで、私は家にあるケバい服を総動員してお店で着替えて目の上を真っ青に塗って手首をギンギラに飾って指輪もして、三橋美智也の「達者でナ」を歌って、山ちゃんが赤と黒のベストを着て「は~~~」、と言うところを遠くにこだまするような民謡の歌い方で歌うと大爆笑、大喝采。
私は、その時メロディを歌うのだが、ペンタトニックのメロディ、調性感がなくなって、違う音からペンタトニックのメロディを歌ってしまった。
ペンタトニックのメロディは中心音を取るのが難しい事に気が付いた。
安師匠が作った、師匠を囲む皆さんのあたたかい人間関係、そこに加われて幸せ。
夜中1時過ぎに散会。
来年はマジで歌を上手く歌えるようになりたいな。
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