母に会いに行く。

12月1日
寒くなった。
お天気も悪く、肩が重い感じだ。
昨夜は、今日母の病院に行くので、母の状態が気になって、何度も起きてしまった。
大腿骨骨折のまま、ベッドに寝ている。
電車とタクシーを乗り継ぎ、病院に近づくにつれ、怖い気持になる。
母の病棟の入り口のガラスドアの外で、空くのを待っていると、その向こうに母がいる、母と同じ空間にいるという嬉しい気持と、会うのが怖い気持で心乱れる。
中で、歩いているおじいさん、車イスで動いているおばあさん、全員を、おとうさん、おかあさんと呼んで上げたい。
ドアが開いて、病室に行く。
母は、経管栄養を終えたところで、清潔なベッド、白いシーツに黄色い可愛い花柄の布に包まれた枕に頭を乗せて、ニッコリしていた。
わあっと、驚き気持が明るくなって、母の枕元にイスを引き寄せて座る。
母は、このところの大事件のせいか、ハイになっていて言葉もクリアで声も大きく、自分から私に話しかけてくる。
娘が入ってきたと思ったわよ、と言われて、涙がこぼれる。
母は、今日は泣かない、よくしゃべる。
結婚前の苗字や、故郷の町の名前も口にする。
私が子供だった時の学校の事なども話す。
歌も歌った。
ミトンをはめた両手を胸の上で合わせている。
その上から手を置いて、あたたかい体温を感じて、一緒に歌うと、私の身体が熱くなって、エネルギーがチャージされる。
良く留守だったから、又しょっちゅう家に来てよね、と言われて、うんうん、しょっちゅう来るからねと答える。
待ってるねと手を振る母、別れがたいが別れて退室。
帰りのタクシーの中で考えた。
危なかった母を助けて生かしてきて、これからまた他のところを骨折したら、苦しんで生きていくのか。
昨年、父が大変だった時に母を生かす道を選んでよかったのか、美しいままで送ったほうが母のためだったのだろうか。
母を生かしてきて、それはいけない事なのではと、この数日、悩んだ。
しかし、今日、母に会って、元気な声で話す母をみて、感謝の気持で一杯になって、母が生きていくことを支えよう、添っていこう、見守ろうと思う。
帰宅して、仕事をしようと気がせくが、今日はゆっくりすることにした。
La毛利で、焼き野菜、富山の牡蠣とほうれん草のパスタ、自家製スモークサーモンのサラダピザ、美味しいコーヒー。
オーナーシェフの毛利さんと、牡蠣のこと、日本海の食材の事など、少し話す。
有難いお店だ。
12月3日のSATIN DOLL気楽ライブパーティは、気楽メンバー皆さんのパワーで、演奏者とお客様合わせて114名のライブになる。
回を重ねて、ますます充実の気楽セッションライブ、楽しみだ。
1月19日は、SATIN DOLLでブラジル系の美しい曲のライブをすることになった。
藤陵雅裕ss&as、岡淳fl&ts、箭島裕治eb、岡部洋一perc。
バンド名は、遠藤律子&セルジオ・メンザマス。
リオから帰って、出会った美しい情緒豊かな曲を皆様にご紹介したくて企画したものだ。
ぜひぜひ、お出で下さい!
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