9月23日公邸演奏会

9月23日
昨夜は、コンサート後の高揚感で、いつものことながらあまり眠れなかったが、元気だ。

織原食事係の提案で、今日のお昼兼朝ご飯は、中華ビュッフェ。

日本にない食べ物がいろいろあって、中国人のスタッフに聞きながら、珍しく頂く。
デザートのプリン、少しだけ取ったのだが、おいしいが非常に甘かった。
大使公邸へ、14時半。
岩瀬立飛のドラムセット、織原良次のベースアンプが届いていた。
今日は、音を小さめに演奏するので、岩瀬立飛は、上手にピアノに向かう形で客席からは真横にセット。
Daniel、Percy到着。
リハ、きれいな音のクインテットだ。
昨日の、岩瀬立飛とDanielの話の中で、Danielはドラム他打楽器全般を演奏する事がわかって、リハのなかで、二人の楽器を交換してみる。
岩瀬立飛がカホン、Danielがドラムス。
これで、「Siciliana」をやってみる。
テイスティなDanielのドラム奏法と、Tappyの華やかなカホンが、素敵な組み合わせ、二人ニコニコ顔、これでやってみよう!
そして、次の「おかえり」もこのまま行く事にした。
楽しいアレンジ。
リハ休憩中、私は、Percyさんに、ギターのことをいろいろ聞いた。
ペルーの伝統の曲の奏法、チューニングを変えて弾くのだ。
演奏をお願いした。
情感あふれる、音楽が、変えたチューニングのギターから流れ出す。
うっとり聴き入る。
アヤクーチョという地方の音楽だということ、1曲はお父様の作曲だということ。
これを、今日は「Siciliana」の前奏に弾いていただけるようお願いをした。
素晴らしい。
リハ後、5名は控え室で、音楽談義に熱中。
Tappyが、ユーチューブでペルー音楽と検索すると良く出てくる、若い女性達が踊って歌う歌謡曲のようなものについて質問。
ワイノ、というジャンルのものだそうだ。
ボリビアで演奏した、ジョランド・セ・フェの独特な不思議なリズムについて、私が質問。
すると、Percyがギターを弾いて、Danielがリズムを表現してくれる。
ああなるほど、面白いなあ、とっても楽しい。
一同、大いに盛り上がり、さらに打ち解ける。
今日は、昨日の公演の続きとして、大使館の要望に応じての演奏会となる。
各国の大使、ペルーの議員さんなど、会場一杯にいらしてくださった。
19時50分より、演奏開始。
昨夜と同じ曲目で、りんご追分をはずした内容。
近くにお客様がお座りで、気持のやり取りが近くで行われて、また昨日とは異なる楽しさ。
「浜辺の歌」日本のメロディをペルーのワルツのリズムに乗せて演奏して見ましたが、いかがでしたか、と言うと、あたたかいあたたかい拍手がそのご返事、嬉しい。
カホンとドラムスを交換するシーンで、会場大いに沸く。
バンドミュージシャンの交流の中で生まれたアイデアが、楽しい形でお客様に届いた瞬間だ。
「おかえり」母が退院した時に、家の前で迎えた父の気持を曲にした事をお話して、演奏を始める。
バンド皆の静かで優しい音に包まれて、ピアノを弾いていたら、4月ごろ、病院で寝たままの父にアメリカとペルーに行くと話した事を思い出した。
父は、いつ、と聞いて、私が9月と答えると、黙っていた。
その頃まで、生きていられないと、心の中で思っていたのだろうか。
ツアーの最中、夢中で毎日を勤めて来たが、父はもういないのだなあ、と気がついて、感無量。
ペルーで、素敵なお客様の前で、この曲を演奏する、有難いこと。
最後は、やはり、皆様と一緒に歌って踊って、和気あいあい、大盛り上がりのパーティとなった。
お客様方のあたたかいお言葉、安堵の気持と大きな幸せ感。
無事にアメリカ、ペルー、3つのコンサートに出演させていただけた事。
メンバー皆が、元気で、楽しく、いきいきと活躍した事。
たくさんの方々との出会いと、あたたかい交流。
有難いの一言。
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