譜面書き

6月29日
ゆっくり起きて、軽い朝食。
父にお水とお茶を供えるたびに、こちらを見て微笑んでいる優しい顔の写真が心に沁みる。
これはおととしの写真、その下に昨年の写真も貼ってある。
顔がずいぶん痩せている。
昨年1年で、衰えたのだとわかる。
最後まで一人暮らしだった父。
静かにそっと人生を終えた。
その父の心の平和が、私達子供の心の中に穏やかに生きている。
辻信一さんとアンニャ・ライトさんの対談本「しんしんとディープ・エコロジー」を読む。
二人は、ナマケモノ倶楽部創立世話人だ。
アンニャは、オーストラリア在住の環境運動家。
二人の対談で話されている事。
人間は地球に暮らす沢山の動植物、いきものの一種だ。
それが、長い地球の歴史の中のほんの少しの時間で、地球を大破壊している。
自分を、長い歴史の中で地球から生まれて、生きて死んで又地球に戻り、次の生命に変わっていく、いきものと意識する事が大事だ。
これは、父が亡くなって考えたことそのものだ。
父が亡くなって悲しいのに、空は晴れて爽やかな風が吹いて、何も変わらず季節が移っていく。
なんて冷たく、つれないのだろう。
父の身体は、焼かれて水蒸気、二酸化炭素となり、空に飛んで行って、地球の一部となる。
骨は、やがて土に返る。
父はいなくなっても、地球の一部として永遠に生きているのだ。
壮大な地球の営みのほんの一つの出来事なのだ。
私は、それではどうしたらよいのだろう。
地球に生まれたほんの小さないきものの私は、静かに寿命を生きて、やがて地球の一部となるまで、悔いのない人生を、命を燃やして生きていこう。
と、考えた。
Toquio Bossa Trio の新曲のアレンジ、先日のリハで決まった事をさらに細かく考える。
いろいろと、父の相続の事など、まだまだこれからの事がある。
妹と話し合い。
家裁に電話して、母の財務報告の書類がいつ来るか聞く。
プールで、800メートル。
野菜を買って帰る。
黒豚しゃぶしゃぶ薄切り肉、鍋に熱湯を沸かして、さっとくぐらせる。
水菜、大葉の千切りをたくさん敷いたお皿に盛り付けて、細葱のみじん切りをたくさん載せる。
大根おろしを沢山入れたポン酢で頂く、とてもおいしい。
白馬で求めた細いたけのこをゆでて斜め切りにしたものを味噌汁に入れる。
白馬では、鯖缶をこの味噌汁にいれるのだ。
今日は、濃い目に取ったかつおだしが、同じ効果を上げている。
大正金時豆の甘煮、プレーンヨーグルトのメープルシロップ、サクランボなど。
サッカーの試合を観ながら、さっきまとめた曲の譜面書き。
PKで、負けた、惜しい、はずした駒野選手の気持を思うと、さぞかし大変だろう。
 
 
 
 
カテゴリー:

検索

  • 購読する