老人ホームと病院と病院と

12月29日
10時から、父の入居する有料老人ホームで、契約をする。
2時間近い時間の中で、丁寧な説明を頂いて、沢山の書類に、父の身元引受人として、署名捺印をした。
もう一度、部屋と食堂を見て、お風呂も見学する。
 
廊下を歩いていたら、認知症だと思われるおばあさまが、付いて来て、私の手を握って一緒に歩く。
可愛くて、手を離さずに一緒に歩いた。
心の中で、不安なのだろうか、娘さんを思い出したのだろうか。
正月の買い物をして実家へ行く。
ドアに飾りをつけて、各部屋に鏡餅の上に蜜柑を乗せて飾った。
父の両親の位牌がある仏壇に、お花を供えて、水を上げた。
神棚に、榊と水を上げた。
玄関に、大きな花瓶を置いて、お正月のお花を活けた。
父がいなくても、お正月が来るように。
母の病院に行く。
母は、元気、車イスで出てきた。
すぐに、一緒に、唱歌を大合唱。
紅葉、ふるさと、ペチカ、花、夏の思い出、もろびとこぞりて、埴生の宿、、沢山歌った。
母の手を両手で包んで温めた。
もうすぐお正月と言うと、あら、もうそうなの、と驚いた、ただただ可愛い存在となった母。
又来るねと、部屋に帰して、ガラス戸越しに見送ると、不安そうに車イスを動かして、去っていく。
その姿が、涙で霞んだ。
父の病院に行く。
さっき父の携帯に、母と一緒に歌った歌を録音したので、聴かそうと思った。
父は、リハビリ中で、車イスから立って、コロが付いている歩行器につかまって歩く練習をしていた。
以前より、少し上手くなってそろそろと歩いていた。
しかし、とても自力で歩けるとは思えない状況。
父に、契約したことを伝える。
私の言葉が早いのか、息せき切っている感じなのか、何を言っても、そうかそうか、とうなずいている。
自分の意思が弱くなっているのか、遠慮しているのか、と、私がごり押ししているように思えた。
携帯をなくしたという。
ベッド等を探すがない。
携帯の通話を停止してもらうために、早めに帰る。
暗証番号がわからず、通話停止が出来なかった。
今日は、一日車イスや杖や歩行器のお年寄り達を、3箇所で見て過ごした。
 
 
 
 
 
 
 
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