10月31日 秋元広行さんのバンドと共演大盛り上がり公演

10.31

ホテルに、石原医務官が来てくださって、診察。

咳が出ているので、胸の音を聞いたり、のどを調べたり、丁寧に診察してくださった。

ボリビアの乾燥は、飛行機内以上とのことで、風邪ではなく、空気乾燥と、季節アレルギーでしょう、とのお話。

酸素量はとてもよく、今までラパスに来た人の中でも、一番良い量だと言われる。

石原医務官は、次に、吉尾公弘の部屋に。

お洒落をして、ボリビア大使公邸へ。

澄んだ空気、青い空、白い雲、すばらしいお天気。

美しい公邸のお庭に咲き乱れる、季節のお花。

春の景色だ。

入口のそばのお部屋で、飲み物を頂戴する。

バンド一同、オレンジジュース、高山病薬の副作用予防だ。

日系人の女性の方の隣に座ってお話しする。

スペイン語を話しますか、と聞かれて、いいえ、と答えると、

昨日の公演でのスペイン語は、よい発音だったから、とおっしゃってくださって、

ほっとする。

田中大使のご挨拶を頂き、来客は、お食事が用意されている日当たりの良い部屋に移る。

ボリビアの音楽関係者、ミュージシャン、プレスの方々、日系人の方々。

大使夫人が、エレガントに、そしてあたたかく迎えてくださる。

バンドは、ボリビアの皆様と一緒にテーブルについて、日本食のビュッフェを取りに行き、

おいしく頂き、話に花が咲く。

今夜、共演する、フォルクロ-レバンド、アナタボリビアのメンバーも勢ぞろい。

秋元さんは、大阪の人で、お話もとても楽しい。

日本に来たら、私のバンドのライブに遊びに来て、とお誘いした。

17歳のボリビア人のピアニストが、ドビッシーの超難曲を、さらっと弾きこなすのを,皆でびっくりして聴いて、私と二人で記念撮影。

思わず、かわいい!と言ってしまって、皆の爆笑を誘った。

お暇する前に、別室で、吉尾公弘と、大使館スタッフの方々と、体調相談。

血圧が下がらない。

吉尾公弘は、どうしても出たいと言ったが、やはり、この血圧の状態でドラムを叩くと、確実に

脳出血か心筋梗塞になると言われて、残念だが、先のツアーを考えて、お休みしましょう、と話す。

本人は、さぞかしつらいことだろう。

ホテルに戻り、16時会場に出発。

ホテルから会場まで、坂を登って、だんだん高くなっていく。

これが、怖い。

今日も、ファン・ホセさんを頼んだので、今日の曲のリハをする。

秋元バンドとのリハ。

ボンボ、ギター、チャランゴ、サンポ-ニャ、ケーナ。

フォルクローレの楽器勢ぞろいだ。

一緒に演奏する曲。

アナタボリビアの曲「TORMENTO Y PECADO」

メールで送っていただいたものを、耳コピーして、やはり送っていただいた譜面をバンド用に書いた。

本物の生演奏は、また迫力があって、途中でステップを踏みながら踊りながら歌うのが、

めちゃくちゃかっこいい!

わくわくする楽しさ。

秋元さんの隣で、のりこさんも一緒に踊ってうれしそう。

そして私の曲「EN CALIENTE」

これが、ギターが入ると、スパニッシュ系になって、ちょっと、ジプシーキングスみたいで、

素敵になった。

おもしろいなあ。

同じ曲でも、楽器、演奏者が違うと、こんなに変わる。

秋元さんが、皆さんと、ずいぶんきちんと練習して下さったのだとわかって、大感動。

アドリブソロもすばらしい、ギター、ケーナ、サンポーニャが、スピード感あふれる、そして情感豊かなソロをして、なんと素敵なこと。

リハは、昨日より少し早く終わったので、私もおにぎりを頂くことができた。

紫蘇のおにぎり、梅のおにぎり、おいしい。

そして、コカ茶。

コカの葉のお茶。

コカを精製すると、コカインになる。

コカのお茶は、成分が薄いので、コカインとは別のもの。

高山病に効くそうだ。

こちらの人たちは、皆、葉っぱを噛んでいて、元気になるという。

しかし、このお茶は、日本には持って帰れないそうだ。

20時にステージが始まった。

藤陵雅裕の熱いソロ、はりきって盛り上げる。

しかし、1セットが終わると、彼は、ソファにうつぶせになり、酸素マスクで寝たまま、ドクターストップ。

大きな酸素ボンベのそばに座って、酸素を吸いながら、ステージの音を聞きに来た、吉尾公弘、びっくりしてそれをみる。こんなになるんだ、、。

私たちも、それぞれ酸素マスクで、酸素吸入。

時間が来て、藤陵雅裕抜きで2セットが始まった。

岸のりこ、達者なスペイン語で、お客様と交流。

アナタボリビア登場、1曲演奏。

ネオフォルクローレの、名演奏。

舞台袖で聴いていて、ああいいなあ、ボリビアに来たのだなあ、と感無量。

そして、共演。

コピーをしたり、譜面を書いたり、ツアー直前に、分刻みで、時間を読みながらの作業は、

なかなか修行のようなものだったが、その過程があるから、私はもしかしたら、一番深く

心にしみて、楽しみ、幸せを感じられるのかもしれない。

自分が、一人で家で考え付き、迷ったり苦しんだりしていたことが、すばらしいミュージシャンたちの力で、大きな大きな音楽となる瞬間を味わえる、最高の幸せだ。

最後は、東京音頭から南米オレ。

薄い酸素もなんのその、前に躍り出て、のりこさんと一緒に、バンドと一緒に、

お客様にアピールする。

皆総立ちで、喜んで笑顔を返してくださる。

ボリビア万歳、日本万歳。

ビバボリビア!ビバ日本!

大盛り上がり。

最後に、出られなかった吉尾公弘と藤陵雅裕もステージに並んで、あいさつ。

大きな拍手をいただいて、笑顔。

すごいコンサートだ。

終演後、酸素、酸素。

ホテルに直行。

明日が早いので、今夜のうちにチェックアウト支払い。

部屋に帰って、休む間もなく、荷物パック。

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